バルコニーは日常生活で意識されにくい場所ですが、
実は排水口の詰まりが起きやすい場所でもあります。
排水不良を放置すると、建物内部に水が侵入する深刻なトラブルに発展する可能性も。
この記事では、外壁塗装・防水工事を行うペイントホームズが、
排水口が詰まる原因と、放置すると危険な理由、そして正しい対処法を解説します。
■ バルコニーの排水口が詰まる主な原因
バルコニーは外に面しているため、さまざまな汚れがたまりやすい構造です。
排水口(ドレン)が詰まる主な原因はこちら👇
▼ 排水口が詰まる原因一覧
| 原因 | 詳細 |
|---|---|
| 落ち葉・砂ぼこり | 風で運ばれて蓄積し、排水口を塞ぐ |
| 鳥の巣・ゴミ | 鳥の糞や巣材が詰まりやすい |
| 苔・土砂 | 水が溜まり続け、苔や泥が固着する |
| 洗濯物の糸くず | 意外と多い原因。絡まって水の流れを止める |
| 劣化した防水層の剥がれ | 表面の防水材が剥がれ、破片が流れ込む |
バルコニーは雨水が直接入りやすい構造のため、
定期的な掃除をしていないとすぐに詰まりやすくなります。
■ 排水口が詰まると起こる危険なトラブル
「水が流れにくいだけだから大丈夫」と思うのは大きな誤解です。
排水口詰まりを放置すると、次のような深刻な問題を招きます。
🔹 1. バルコニーに水が溜まり“プール化”する
水が逃げ道を失い、バルコニー全体がプールのようになります。
これだけで 防水層への負担が急増します。
🔹 2. 建物内部へ雨水が侵入し、雨漏りの原因に
水位が上がると、サッシの下部や外壁の隙間から水が入り込み、
次のような症状を引き起こします。
・室内クロスの剥がれ
・下地材の腐食
・室内カビの増加
特に鉄骨造では、内部の鉄部がサビると構造に影響する場合があります。
🔹 3. 防水層の劣化・剥がれが急速に進行
常に水が溜まった状態が続くと、
FRP・ウレタン・シート防水などの防水層は劣化速度が一気に上がります。
🔹 4. 雨樋(あまどい)まで逆流し、破損の原因に
排水ができないと、配管に逆流して負荷がかかり、
雨樋の破損や水漏れにつながるケースもあります。
■ バルコニー排水口の正しい対処法
排水口の詰まりは、早めに対処すれば大きなトラブルを防げます。
✔ 1. ゴミ・落ち葉を取り除く(最初にすべき作業)
まずは手やブラシを使って目に見えるゴミを除去します。
その後、水を流してスムーズに排水されるか確認しましょう。
✔ 2. 排水トラップの掃除
排水口には泥やゴミが溜まりやすい“トラップ”があります。
トラップ蓋を外し、中の汚れをしっかり取ることが大切です。
✔ 3. それでも改善しない場合は専門業者へ
以下の症状がある場合は、自己対応が難しい可能性が高いです。
・水がまったく流れない
・雨漏りの跡がある
・防水層が浮いている・剥がれている
・排水配管に詰まりがある疑い
👉 この場合は、防水工事や配管クリーニングが必要になるため、専門店へ相談しましょう。
■ 再発防止のためのポイント
排水トラブルを予防するために、次の習慣を取り入れましょう。
・月に1回の簡単掃除
・落ち葉が多い時期は掃除頻度を上げる
・定期的に排水口周りのゴミをチェック
・2〜3年に一度、防水点検を受ける
特に築10年以上の住宅では、防水層の劣化が進んでいる場合が多いため注意です。
■ まとめ:バルコニーの排水口詰まりは“放置厳禁”
バルコニーの排水口詰まりを放置すると、
プール化
雨漏り
下地材の腐食
防水層の劣化
といったリスクが高まり、最悪の場合は大規模な修繕が必要になります。
ペイントホームズ北摂店では、
バルコニーの状態チェック・排水口の点検・防水診断を無料で実施しています。
「最近水の流れが悪い…」
「バルコニーの防水が心配…」
という方は、早めにご相談ください。
塗装工事が初めての方、ご不安な方、お見積り・劣化診断等、全て無料で行っております。
また、お塗り替えをご検討中の皆様に、お得なキャンペーンも各種ご用意しておりますので
どうぞ気軽にお問合せください。
豊中市の外壁塗装・屋根塗装はこちら








