エクステリアの中で門扉やフェンスは常に外部から見られる部分であり、できるだけ美しさを保ちたい場所でもあります。外部に設置されているため、経年劣化が進みやすく、状態を保つためには定期的なメンテナンスが欠かせません。

門扉やフェンスには、一般的にアルミやスチールなどの金属製品、そして木製品がよく使われます。種類別にメンテナンスの方法が異なる為、それぞれの特徴をまとめました。

【アルミ製門扉とフェンス】

アルミ製品はスチール製品に比べて錆びにくく、メンテナンスが比較的容易な素材です。しかし、年月が経つと紫外線や大気中の汚れ、ホコリや金属粉などによって腐食が進む場合があります。湿気や雨水から守るためには、定期的な水洗いとカラ拭きが有効です。

【スチール製門扉とフェンス】

スチール製品は頑丈で丈夫な素材ですが、錆びや腐食には十分な注意が必要です。定期的な塗装や防錆処理によって、長期間美しい状態を保つことができます。塗装がはがれたり、錆びが見つかった場合は、早めに対処し修復しましょう。

【鉄製門扉とフェンス】

鉄製品は美しい外観と堅牢な性能で人気がありますが、錆びや腐食が起こりやすい特性があります。定期的な塗装や防錆処理が不可欠です。塗装の剥がれや錆びが見つかった場合は、早めに修復することが重要です。定期的な点検とメンテナンスを行い、鉄製品を美しく保ちましょう。

【木製門扉とフェンス】

木製品は腐食しやすいイメージがありますが、適切な手入れによって長期間美しく保つことができます。施工時に施される保護塗料は木材を守りますが、紫外線や雨水によって効果が薄れます。年に一度の保護塗料の塗り直しで、耐久性を保つことが重要です。

大切な建物の美観を保ちながら長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要とされます。劣化したまま放置してしまうと、修繕工事が必要な状態に進行すると塗装よりも費用が多くかかってしまいます。メンテナンスを検討する際には、この点を考慮してください。